タイマーの逆襲
2018.4
スマートスピーカーに時間を教えてあげるアプリケーション
概要
「タイマーの逆襲」は、逆にスマートスピーカーに時間を教えてあげるアプリケーションです。
スピーカーから「ねえ人間、5秒経ったら教えて」といった感じのリクエストがくるので、指定された時間になったら「時間です」と教えてあげましょう。
また、AIの太々しさを加速させるために、3Dプリンタで専用のスピーカースタンドを出力しています。スタンドのモデリングは松田壮に依頼しました。
試したこと
- Alexaスキル制作
- Alexaスキル画面付きデバイス対応
- Googleアシスタント対応アプリ制作
- CLOVAスキル制作
もともとはAlexaスキルの習作として制作しました。
のちに、Googleアシスタント対応アプリの習作として、Google Homeに対応させたり、CLOVAスキルの習作として、LINE Clovaに対応させたりもしたのですが、残念ながら、Googleは会話型アクションを廃止し、LINEはCLOVA Assistantサービスを終了したため、現在はAlexaスキルのみが生き残っています。
また、Echo Show(画面付きのスマートスピーカー)が販売されたタイミングで、画面付きデバイス対応の習作としてアップデートしました。
考えたこと
- 技術的特異点
いつか、人工知能が人の知能を超える瞬間くるときて、その瞬間は技術的特異点と呼ばれていたりします。
「タイマーの逆襲」を作ったのは2018年ですが、2045年のAlexaスキルはこんな感じになっているかもしれないな。という想いを込めて制作しました。
裏技
例えば「5秒経ったら教えて」というリクエストに対し、「6秒経ったよ」など誤った時間をセリフに含めて返答すると、Alexaがいつもとはちょっとちがったリアクションをします。
作ったもの
- 腹立たしいAlexaスキル
- Googleアシスタント対応アプリ(公開終了)
- CLOVAスキル(公開終了)
- スピーカースタンド